居酒屋の長テーブルには、真新しい服に身を包んだフレッシュな面々がずらりと並んでいる。
みんな、新生活への期待に満ちあふれているのか、キラキラした瞳をしている。
「スポーツ観戦サークルにようこそー! カンパーイ!」
「カンパーイ!」
サークルの新入生歓迎会が始まった。
今年は二年生として、一年生を歓迎する側だ。
いずみは持ち前の明るさで、緊張気味の新入生たちに積極的に話を振って場を盛り上げている。
私も、いつもの人見知りを少しだけ封印し、後輩たちと笑顔で会話をするように心がけていた。
――ガタガタガタッ……
「いらっしゃいませー!」
建て付けの悪い音を鳴らしながらお店の扉が開くたびに、ハッとして入り口の方へ視線を向けてしまう。
ここは、去年の歓迎会と同じお店だ。
ちょうど一年前、あの扉の向こうから祥ちゃんが現れた。
偶然の再会を果たした瞬間の記憶が何度もフラッシュバックして、胸がざわめく。
けれど……今日ここに、祥ちゃんはいない。
サークルのグループチャットでは「バイトだから欠席する」と言っていたけれど……。
もしかしたら、私がいるからと気を遣わせてしまったのではないか。
そんな心配が、頭の片隅から離れなかった。
みんな、新生活への期待に満ちあふれているのか、キラキラした瞳をしている。
「スポーツ観戦サークルにようこそー! カンパーイ!」
「カンパーイ!」
サークルの新入生歓迎会が始まった。
今年は二年生として、一年生を歓迎する側だ。
いずみは持ち前の明るさで、緊張気味の新入生たちに積極的に話を振って場を盛り上げている。
私も、いつもの人見知りを少しだけ封印し、後輩たちと笑顔で会話をするように心がけていた。
――ガタガタガタッ……
「いらっしゃいませー!」
建て付けの悪い音を鳴らしながらお店の扉が開くたびに、ハッとして入り口の方へ視線を向けてしまう。
ここは、去年の歓迎会と同じお店だ。
ちょうど一年前、あの扉の向こうから祥ちゃんが現れた。
偶然の再会を果たした瞬間の記憶が何度もフラッシュバックして、胸がざわめく。
けれど……今日ここに、祥ちゃんはいない。
サークルのグループチャットでは「バイトだから欠席する」と言っていたけれど……。
もしかしたら、私がいるからと気を遣わせてしまったのではないか。
そんな心配が、頭の片隅から離れなかった。


