――プルルッ、プルルッ。
予定のない朝用に、いつもより少し遅い時間にセットしてある目覚まし時計が鳴る。
二回ほどベル音が響いたところでハッと目を覚まし、慌てて手を伸ばしてスイッチを切った。
隣を見ると、美絵はスースーと規則正しい寝息を立てていて、気づいた様子はない。
(まだ起こさないでおこうか)
そう思ってそっと布団から抜け出そうとした背中に、ポスッと柔らかい重みがのしかかってきた。
「…………?」
驚いて振り向くと、美絵がぎゅっと僕の腰に抱きついている。
目はしっかりと閉じられたままだ。
「……美絵? 起きてる?」
小声で尋ねてみると、彼女は「行っちゃ、だめー……」と寝ぼけながら甘える声で呟いた。
(……可愛すぎる)
心の中で身悶えしながら、僕は完全に降参して、再び布団の中に潜り込んだ。
予定のない朝用に、いつもより少し遅い時間にセットしてある目覚まし時計が鳴る。
二回ほどベル音が響いたところでハッと目を覚まし、慌てて手を伸ばしてスイッチを切った。
隣を見ると、美絵はスースーと規則正しい寝息を立てていて、気づいた様子はない。
(まだ起こさないでおこうか)
そう思ってそっと布団から抜け出そうとした背中に、ポスッと柔らかい重みがのしかかってきた。
「…………?」
驚いて振り向くと、美絵がぎゅっと僕の腰に抱きついている。
目はしっかりと閉じられたままだ。
「……美絵? 起きてる?」
小声で尋ねてみると、彼女は「行っちゃ、だめー……」と寝ぼけながら甘える声で呟いた。
(……可愛すぎる)
心の中で身悶えしながら、僕は完全に降参して、再び布団の中に潜り込んだ。


