限界オタクは推しの幸せを目指したい!!

「じゃあ、お友達が来るまであそこのカフェか何かで……」

「おーい!」

「「「?!」」」

「あ、いた! 迷っちゃったよ〜
 さ、行こ神楽っ!」



神楽様の腕に抱きつく。

そう、彼女のふりをしちゃおう大作戦だ!
因みにすーーーーんごい恥ずかしいです。
耳が赤いんだよね、今。
でも神楽様のためならなんのその!
注目だっていいんだよ!



「神酒っ、」

「え、なに女?」

「地味なの。なにその髪、芋らし〜」



うう……ちょっとムカつくんですが??
ただとりあえずは移動することが優先かなぁ……



「あの神楽っ」

「おい貴様ら、今俺の女に向かってなんと言った?」

「えっ、あの……」

「お前達みたいな醜い女はお呼びじゃない。
 とっとと失せろ」



神楽様ーー?!?! 言い過ぎでは????
ちょっとスッキリしたけど……
あと『俺の女』って言った?!
話合わせてくれるの天才すぎな?!?!

キレた神楽様を恐れて走り去っていく女を見つめてから、神楽様から離れる。

必要以上に近くにいると私が神楽様の顔の良さに殺されるので……



「……どうした?」

「へ?」

「いや、近づいて来ないのか?
 俺はお前の“彼氏”だぞ?」

「いやそれはただの演技で……
 あの、ご協力ありがとうございました的な……」

「ほう?」