限界オタクは推しの幸せを目指したい!!

今日は〜〜?
そう!神楽様とのデート!!!!
(ドンドンパフパフドンドンパフパフ〜〜!!)

まぁデートじゃないんだけどね。
付き添い? だけどね!

まぁそういうことなので、変にお洒落なんてせずにやってまいりましたよ城下町!!

原作で妖が一番最初に来たところ!
蛇芭家に行くために妖界にやってきた妖は、なんとびっくり城下町で迷子になる。
そしてそこにやってきて腕を掴み、強引に連れていくのがスサノオ!
あそこのスサノオはやっぱかっこよかったし、妖視点ならやっぱキュンとしちゃうよね〜!!
私もした!

そんなことを考えながら神楽様を探していると、集合場所に何やら人混みができていることに気がつく。

おや、まさかあそこにいるのは……



「あの、お名前教えてくれませんか?」

「これ、わたくしの連絡先ですの……!!」

「あー、えっと……」



神楽様! 神楽様じゃないか!

いつもと違って髪色を変え、最近大きく成長した鬼のツノを妖術で隠せば、基本的に神楽様とはバレない。
というか、神楽様は殿上人だから、普通の妖が顔を知ってるわけないしね。

だけど顔の良さは変わらないので、女二人に囲まれて逆ナンされている。



「あーだから、ちょっと待ち合わせをしててな」

「え、男性ですか?
 だったら私たちも一緒に……」



なんだあの女、神楽様に対して馴れ馴れしすぎるわ。
神楽様は全ての存在が尊び崇める天然記念物だろ!!
(※言い過ぎ)
ほら神楽様困ってるじゃん!! もー!

しょうがない、一肌脱ぎますか!