限界オタクは推しの幸せを目指したい!!

「まぁ、一体どうするかって話だよな」

「そうですね〜
 どうアピールしますか?」

「どういうことをすれば、お前は喜ぶ?」

「へ?」



急に私に話を振られて些かびっくり……
自分で言うのもアレだけど、私はかなりの変わり者だし参考になるか????



「え〜〜……
 スキンシップを増やす、と言うのはどうでしょう?」

「例えば?」

「さりげなく手を繋ぐとか、隣に座るとか……?
 いや、私も恋愛とかしたことないので参考にしてもあれですがね……」



漫画でのヒーローの行動を思い出してあげてみた。
バトルものだと守ったり逃げたりする上で、なんだかんだこういうのは生まれやすいんだよね〜!
やっぱり王道って感じで!



「よいしょっと。
 ……こういうことか?」

「えっ、神楽様っ?!」



気がついたら神楽様が向かいのソファーから立ち上がり、私の座っているソファーに座り込む。
二人用のソファーなのでかなり密着して、変な声が出た気がする……



「それで……手を繋ぐ、だったか?」

「あっ、は、はい……」



なるほど、実践してるのか……
なんだか、凄く役得感。神楽様のご尊顔を間近で見れるとか、やっぱ教育係神すぎー!