限界オタクは推しの幸せを目指したい!!

「八岐大蛇だから? 強大な力があるから?
 そんなもの関係ありません。
 恐ろしい? 馬鹿を言わないで。
 それも神楽様ではないですか。
 
 一族も力も関係ない!
 蛇芭神楽様。私は、貴方だから、
 貴方を愛しているのです!!」



捲し立てるような、それでいて寄り添うような言葉。
一心にこちらを見つめるその翡翠の瞳。

それが何よりも綺麗で、美しくて、初めてで。

心の中にあった、こいつとの壁が弾け飛んだ気がした。



「俺を、愛してくれるのか……?」

「……もちろん!
 この世で一番、愛しております!」



心から漏れ出た本心を、あいつは受け止めてくれた。

ずっと、一緒にいてほしい。
……初めて、そう思えた。