一人目の教育係は初顔合わせをしてから来なくなった。
二人目は数日で逃げ出した。
三人目は俺に害を成そうとするスパイだった。
四人目は俺にあからさまに擦り寄ってきて、距離をとったらいなくなった。
五人目は誘拐未遂として捕まった。
それからも、ずっとずっと、俺は一人だった。
俺のことを見てくれる奴なんて、いないんじゃないか……
こんな力さえなければ、俺は幸せなのに。
自分というものが何よりも恐ろしく、憎かった。
何も考えたくなかった。ただ、神に打ち勝てる王になればいいと思っていた。それが俺に与えられた使命だと思っていた。
でも……だとしたら
本当の俺を見てくれている人は、本当の俺を愛してくれる人は、一体どこにいるんだろう?
“愛”だなんて、理解ができなかった。
ーーあいつに、会うまでは。
二人目は数日で逃げ出した。
三人目は俺に害を成そうとするスパイだった。
四人目は俺にあからさまに擦り寄ってきて、距離をとったらいなくなった。
五人目は誘拐未遂として捕まった。
それからも、ずっとずっと、俺は一人だった。
俺のことを見てくれる奴なんて、いないんじゃないか……
こんな力さえなければ、俺は幸せなのに。
自分というものが何よりも恐ろしく、憎かった。
何も考えたくなかった。ただ、神に打ち勝てる王になればいいと思っていた。それが俺に与えられた使命だと思っていた。
でも……だとしたら
本当の俺を見てくれている人は、本当の俺を愛してくれる人は、一体どこにいるんだろう?
“愛”だなんて、理解ができなかった。
ーーあいつに、会うまでは。


