「あっ⋯⋯すみません。勝手に呼び捨てにしてしまって。ただ、ひなたが今日も沢山お喋りをしてくれて、緋色さんにも聞いて欲しかっただけです」
「いや、嬉しいんだよ」
緋色さんは微笑んでいるが、いつもより少し疲れている気がして心配になる。
「緋色さん、お疲れのようですが大丈夫ですか? 今日は私1人で婚約パーティーに出席しますよ。緋色さんは早めに帰宅して休んでください。この勇と陽子の浮気の証拠で一矢報いて来ます」
私が録音データが入っているスマホを掲げると、その手首をそっと緋色さんが掴んでくる。
「いや、嬉しいんだよ」
緋色さんは微笑んでいるが、いつもより少し疲れている気がして心配になる。
「緋色さん、お疲れのようですが大丈夫ですか? 今日は私1人で婚約パーティーに出席しますよ。緋色さんは早めに帰宅して休んでください。この勇と陽子の浮気の証拠で一矢報いて来ます」
私が録音データが入っているスマホを掲げると、その手首をそっと緋色さんが掴んでくる。



