契約婚だから溺愛は不要です〜余命一年で捨てられた私はホテル王に求婚される〜

 私は慌てて思いっきり、自分の着ていたブラウスを引き裂いてストッキングごとパンツをおろして叫んだ。

「きゃああ! 誰か助けてー! 襲われる」
私の叫びと共に警備員と秘書と思われる女性が入ってくる。

「社長、これは一体⋯⋯」
メガネをかけた真面目そうな秘書の女性が真っ青になって、私のパンツを見つめている。