契約婚だから溺愛は不要です〜余命一年で捨てられた私はホテル王に求婚される〜

「私が緋色さんを求めると思ってましたか? 緋色さんって感情が顔に出て子供みたいですね」

「やっと、笑ったな。子供みたいなんて言われたのは初めてだ」
 私は久しぶりに愛想笑いではなく、自然に自分が笑っていることに気がついた。