契約婚だから溺愛は不要です〜余命一年で捨てられた私はホテル王に求婚される〜

 うちの母親は父の不倫でメンタルを壊してしまっていて、孫の面倒を見られる状態ではない。
 結局、ひなたは外部のサポートを利用しながら0歳児からインターナショナル保育園に通わせた。
 ひなたの夜中の割れんばかりの泣き声を聞く度に、自分が責められているような気がした。
 やっと2歳になったひなたを見ても、俺は全く自分が父親になった実感が湧かない。
 
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 ホテルのレストランのをリニューアルする計画があったので、覗きに来ていた時に俺は運命の再会を果たした。
(あれは、あの日に会った望月さんだ。男といるのか?)