契約婚だから溺愛は不要です〜余命一年で捨てられた私はホテル王に求婚される〜

日陰と共にベッドに横たわる。
 俺はひたすらに、ひなたが起きて来ないことを願った。

「すみません。なんでさっきから、胸を揉んでをくるんですか? 寝づらいのでやめて欲しいんですが⋯⋯」
「いや、緊張をほぐそうと思っていただけなんだ⋯⋯」

 俺は彼女にその気になって欲しいと願いを込めて、彼女の胸を揉んでいたが注意されてしまった。

「あ、電話だ。勇? どうしたの?」
 俺は彼女が川瀬勇からの電話をとったことにショックを受けた。

 しかし、彼がいなければ彼女が拉致された時に助けられなかったから我慢するしかない。

 インドでの生活や仕事について話している声が聞こえる。