契約婚だから溺愛は不要です〜余命一年で捨てられた私はホテル王に求婚される〜

「それで、今度は私を離婚させて私と結婚するように言われているんですね。私、意思のない人って嫌いなんです。森田さん以外の男性が絶滅しても、あなたに見向きもしない自信があります。ここで降ろしてください。はっきり言って、あなたと関わりたくないんです」

 陽子と関係のあった男と関わるのが怖くて、キツイ言葉をかけすぎたかもしれない。

 まさか、軽薄な印象の彼が泣くとは思わなかった。