契約婚だから溺愛は不要です〜余命一年で捨てられた私はホテル王に求婚される〜


 ひなたが私をママと呼んで、一緒に寝たいと言ってくれて嬉しい気持ちが溢れ出した。

「そうだね。今日も3人で寝ようか」
 緋色さんが少し不満そうだったけれど、こんな可愛い申し出を断れるはずがない。

 私達は、また3人で川の字でベッドで寝た。

♢♢♢

「ん、なんだか冷たい⋯⋯」
 朝方、なんだか腰のあたりが冷たくて目を覚ます。
 隣を見るとひなたがスヤスヤと気持ち良さそうに眠っていた。

 ひなたの寝顔がめちゃくちゃ可愛いけれど、ほっこりしている場合じゃない。
(ひなたが、おねしょしている。どうしよう、ベッドのマットレス駄目にしちゃったかも⋯⋯)

「緋色さん、起きてください」