「陽子のお古に用はありません。恥ずかしくないんですか? 言われるままに女を口説いて、娼夫と変わらないじゃない」
私がキスをしようと迫ってくる森田蓮の口を手で塞ぐと、彼は手のひらにキスをしてきた。
(簡単に揺らぐ女みたいに扱われているようで気分が悪いわ、本当に不快な男⋯⋯)
「小笠原社長から君と結婚するように言われたけれど、君に一目惚れしたのは本当だ。婚約パーティーで、君を見かけた時から君のことばかりを考えていた」
「私は白川緋色の妻ですよ。冗談でもそんなこと言わないでください。ちなみにこの会話は録音しています。録音データを緋色さんに聞かれても良いんですか?」
私がキスをしようと迫ってくる森田蓮の口を手で塞ぐと、彼は手のひらにキスをしてきた。
(簡単に揺らぐ女みたいに扱われているようで気分が悪いわ、本当に不快な男⋯⋯)
「小笠原社長から君と結婚するように言われたけれど、君に一目惚れしたのは本当だ。婚約パーティーで、君を見かけた時から君のことばかりを考えていた」
「私は白川緋色の妻ですよ。冗談でもそんなこと言わないでください。ちなみにこの会話は録音しています。録音データを緋色さんに聞かれても良いんですか?」



