実家の力で社会的に圧倒的強者だった陽子のやりたい放題は今まで隠されていたが、公になる時がきた。
(裏口入学、暴行事件、やっと彼女がやってきた悪事が白日の元に晒されるのね⋯⋯)
「緋色さん、会いたかったです。早くひなたの元に帰りましょう」
人の目があるのに緋色さんに思わず抱きついてしまう。
抱き返してくれる、緋色さんの体温が温かくて涙が溢れそうになった。
「日陰、危ない目に合わせてごめん。あの緊急電話も罠だったんだ。まんまと引っかかってしまうなんて自分でも情けない⋯⋯もう君を絶対離さない」
「そんなことないです。守ってくれたじゃないですか」
情けないのは私の方だ。
(裏口入学、暴行事件、やっと彼女がやってきた悪事が白日の元に晒されるのね⋯⋯)
「緋色さん、会いたかったです。早くひなたの元に帰りましょう」
人の目があるのに緋色さんに思わず抱きついてしまう。
抱き返してくれる、緋色さんの体温が温かくて涙が溢れそうになった。
「日陰、危ない目に合わせてごめん。あの緊急電話も罠だったんだ。まんまと引っかかってしまうなんて自分でも情けない⋯⋯もう君を絶対離さない」
「そんなことないです。守ってくれたじゃないですか」
情けないのは私の方だ。



