契約婚だから溺愛は不要です〜余命一年で捨てられた私はホテル王に求婚される〜

「まあ、日陰は言うこと何でも聞きそうで便利だし、美人で良い体してるから結婚しようと思っただけだしな。日陰との結婚がなくなっても、陽子との関係はステイだぞ」

「ええっ! 私は日陰への嫌がらせで勇と寝てるだけだし。私も再来月には結婚するんだからバレないようにしてよ。そうすれば、これからも可愛がってあげる」

「やっぱ、陽子お嬢様は悪くて最高だな」

 私を馬鹿にするような2人の声に手が震える。
 陽子は、お嬢様で再来月にはお見合いした御曹司との結婚が決まっている。

 私はまだ病気の可能性があるだけで、確定している訳ではない。