契約婚だから溺愛は不要です〜余命一年で捨てられた私はホテル王に求婚される〜

「おそらく日陰の病気は小笠原夫人に長期に渡り何かを盛られていたか、検診した医師に嘘の診断をさせた嫌がらせかのどちらかの可能性があります。陽子に探りは入れてみますが、彼女は痛ぶる対象として日陰には生きていて欲しいタイプです。小笠原夫人は医師会にも顔が効きますし、研究者にお小遣いをあげてヤバイ薬を作らせていると前に陽子が言っていました。陽子は虚言癖があって、その話の真偽すら分かりません」

2人きりで話がしたいと言ってきた川瀬勇の言葉に俺は驚いてしまった。

「途方もない信じ難い話だな。それにしても、小笠原陽子は君にそんなことをペラペラ喋るのか?」