※このイケメンたちは呪われています

 神条のことから気を遣ってくれたのかもしれない。私には管理人を務められるほどの力がないと言いたいのかもしれない。

 仮に別に理由があったとしても……彼の言葉で、私の気持ちは一瞬で固まった。

「やります、やってやります」

 ウザいと思ったから、私が断るように促したかもしれない。

 それでも……やらないっていう選択肢は、私の中には跡形もなくなった。

「私、神薙の中では結構強いほうでさ……弱く見えるようなら、今この時からキミたちを全力で守る。というかキミたちにかかってる呪い解くよ! 解呪の実績だけはたくさんあるから、私に管理人を任せてほしい! 絶対、ぜーったい後悔させないからっ!」

 私は弱くない。私の中にあるのは“強い”か“すっごい強い”だけ。しかもそれを他人に決められてたまるもんかっ!

 藤色の彼が見事私のやる気スイッチをオンにしてくれたから、言いたいこと全部言えた。これを否定されたとしても、実力を見せて認めさせてやる。

 そう、決めたんだ。

「呪い、絶対解いてみせる。解けるまで頑張る。だから……信じてほしい!」