※このイケメンたちは呪われています

「どう考えたってお前のほうだろ」

「こんっのバカ弟……ほたるーっ、鷹臣がいじめてくるー! なんとか言ってやってよー!」

 えぇ……どっちもどっちだと思うなぁ……。

 ゆっさゆっさと肩を掴まれ揺らされ、つばめねぇのされるがままになる私。

 その胸中で苦笑いしつつも、ハッとやらなければならないことを思い出した。

「ねぇねぇ二人とも、とりあえず依頼主のとこ戻ろ? 終わりましたよーって言わなきゃ」

「……それもそうだな」

「……それもそうね」

 うん、やっぱり双子だなぁ。こんなにぴったり息が合ってるの、何回見ても笑いそうになっちゃう。

 しかもこう来たら、お決まりのあの流れもあるわけで。

「ちょっと鷹臣、真似しないでくれる?」

「してねーよ。そっちが真似してんだろ」

「あんたの真似なんかするわけないじゃん!」

「こっちだってお前の真似なんかしねーよ」

 いつでもどこでも、言うことやることが被ればどっちかが喧嘩を吹っ掛ける。

 私はもう見慣れたからいいけど、二人は来年で中三なのに大丈夫かなぁ……なんて。