※このイケメンたちは呪われています

「叔父様、前の管理人はどうされたんですか」

「……ダメになった。呪われっ子の彼らとこの家に耐えられなかった、ただそれだけだ」

「誰が、務めてたんですか」

神条(かみじょう)のとこの息子だ」

 神条の家の息子に当たる人物は今のところ一人しかおらず、私も一応面識はあった。

 確か大学を卒業して間もなかったはずだから……若い芽が潰れてしまったんだ。

 叔父様が指す“ダメになった”は、もう霊媒師として活動できなくなった状態。

 命までダメになったとは言ってないから生きてはいるだろうけど、霊媒師としてはこれ以上ない屈辱だと思う。

 だけど神条の彼は、叔父様に将来有望だとはっきり言われていたような気が……。

 つまり……やっぱり、とんでもないことを引き受けちゃった、よね。

 もしかしなくても私、相当やばい状況にいる……?

「叔父様ー……私の命って、保証されます?」

「『私ほどの霊媒師は他にいない! えっへん!』と口癖のように言っていたのはほたるだろう」

「そこまでは言ってないですよ⁉」