※このイケメンたちは呪われています

「無理かな!」

「無理か〜……やっぱ血筋とか〜?」

「そうだね。血筋じゃなくても霊力がない人は呪いのせいで霊が視えるようになっても難しかったはず!」

「じゃ諦めるか〜」

 潔い……私といい勝負してる。

 気怠げな雰囲気の永都くんの返事に親近感を覚え、勝手に勝負魂に火が付く。

 そんな私と永都くんの会話を聞いていた茶髪くんは、明らかに私を怪しんでいる声色で名乗った。

聖代橋七夜(せいたいばしななや)、です。僕のことはまぁ、好きなように呼んでくれていいですよ。僕は管理人さんって呼びますけど」

 ふむ、七夜くんは警戒心爆高そう……これは呪いのせいなのか、元の気質なのか。 

 わざわざ強めに“管理人さん”だなんて、初対面なのにもう嫌われちゃったのかなぁ。

 どちらにせよ永都くんよりかは気難しそうだし、七夜くんと仲良くするのは長期的な目標にしといたほうがよさそう。

「……そういえば、もう一人男の子が住んでるんだよね?」

「あ〜、どっか行ってるらしいから今はいないな〜。ま、もうちょっとしたら帰ってくるんじゃねーの」