※このイケメンたちは呪われています

「そんな理由でか⁉」

「逆にそれ以外の理由ないしっ!」

「ほたる、もっと危機感を持て! これは遊びじゃないんだぞ!」

「遊びと思ってないから大丈夫だって! もう何年霊媒師してきてると思ってるの!」

「……相変わらず、お前たちは仲が良いようで」

 段々とヒートアップして喧嘩じみた雰囲気になったちょうど、ノックもなしに叔父様が戻ってきた。

 叔父様はジトッとした視線で私たちを見やってから、一人がけのソファに腰を下ろす。

 腕にはいくつかの資料が収まっていて、全部に目を通せるようにと資料をローテーブルに広げた。

「これが、ほたるに任せる案件の資料になる。後で目を通しておくように」

 資料は計四枚。一枚は私が向かう家についてのもので、後の三枚はそこに住んでいる人のプロフィールっぽい。

 家についてはご丁寧に写真付きで、外装はどこにでもある普通の家って印象。これと言って気になることはない。

 だけど内装の写真は……目も当てられないくらい。玄関、キッチン、リビング、廊下、寝室のどれにもお札が一枚は写り込んでいる。