君に捧げるアイラブユー




2週間。たかが2週間。されど2週間。好きな人と話せない2週間がどれだけ長いか、三木は分かってない。



「重症だねえ」

「重症だよ……!」



私は机をばんばん叩いた。だって本当におかしいのだ。

朝学校に来た瞬間から、「今日こそ東来るかな」って考えてるし、廊下で男子の笑い声が聞こえるたび無駄に反応してしまうし、放課後になれば「今日も会えなかった……」って勝手に落ち込む。



「それにさ……」



私はまた机に突っ伏しながら、ぼそっと呟く。



「来ない理由、なんとなく分かるし……」

「完全に避けられてるね」

「うっ……」



ぐさっ。心に刺さる。容赦ない。三木は昔からこういうところがある。



「保健室が原因だろうね」

「……もー、分かってるからやめてよー……」



私は情けない声を出しながら顔を隠した。

分かってる。そんなの自分が一番分かってる。あの日、東も絶対意識してた。というか、してなかったら困る。あれだけのことをやったんだから。でも問題はそこじゃない。そのあとだ。東は、来なくなった。