「だってさ、本当に嫌な思い出ほど忘れられないんだよ。もう戻ることも出来ないのに、思い出して『うわぁああ』ってなって泣きたくなる」
「黒歴史ってやつ? どんなだったの?」
「言いたくない……というか、思い出したくない」
奈留が私の顔をじっと見ている。
「ねぇねぇ、花鈴さ。その思い出って、起きた翌日が一番後悔しなかった?」
「そりゃあ、まぁ……そんな気がするけど」
「じゃあ、記憶は薄くなっているね」
「え?」
奈留が私を励ますように明るい声で言うのだ。
「黒歴史ってやつ? どんなだったの?」
「言いたくない……というか、思い出したくない」
奈留が私の顔をじっと見ている。
「ねぇねぇ、花鈴さ。その思い出って、起きた翌日が一番後悔しなかった?」
「そりゃあ、まぁ……そんな気がするけど」
「じゃあ、記憶は薄くなっているね」
「え?」
奈留が私を励ますように明るい声で言うのだ。



