「……おまえ、さっきからなにしてんの?」
「いやっ!?最近こーいう運動が流行ってるみたいでねっ」
「…へえ。運動、ね。つまり上から乗っかっていーやつってわけだ。うしろからは嫌いじゃないな」
「はっ!?なななななに言ってんの…!?重いよそんなのやめて!!?」
いいから早くお部屋に戻って…!!
これ遊びじゃないしっ、ふざけてるわけでもないから…!!
なに、もう。
リビングに居ないからって不安になってわざわざ探してここまで来たっていうなら、次男らしくないって笑ってあげるよサナちゃんはっ!!
「わっ…!なにっ、やめてっ」
「なに隠してんだよ。隠し事したってバレるってのはもう学んでるはずだろ」
「こっ、これはそーいうのじゃないから…!!もうっ、やだっ、やめてわたしに触らないでバカっっ!!」
無理やり引き剥がそうとしてくる次男に必死の抵抗。
わたしが抵抗すればするほどなぜか奴のチカラは強くなって、わたしの言葉に苛立ちさえ感じているようだ。



