凪渡くん、このままじゃ溶けてしまいます【長編大賞版】

次の瞬間、青年はもう一度私の口を塞いだ。





「んっ……! はぁ……離して!!!」




「俺の名前、 凪渡(なぎと)っていうんだ。凪渡って呼んだらやめてあげるかも」



もういい、ここはおとなしく名前を呼んで、離れた後にすぐに警察に駆け込んでやる。

「凪渡くん、離して」



「うーん、やだ」




そして、凪渡くんは懲りもせずにもう一度私に口付けた。