「いい感じ」
「もえは撮らなくていいの?」
確かに?と少し悩んで内カメを掲げ始める。
「撮るよ」
「……ん」
少し考えた後、私にスマホを渡して少し距離を取る。
カメラを通してみたって。
……っ、やっぱいつもと違う。
違和感……だし、
でも……うん、面がいい。
適当にシャッターを数回切ったとて、どれも絵になる。
そうやって感心しながら顔を上げると、もえが私の横に来て、スマホを覗き込んだ。
……ちっ、か。
肩が触れて、私はローファーを履いたままなのに身長差で顔が見えない。
私が手に持ったスマホを隣から手を伸ばして操作している。
「ん、いい感じ、ありがとう」
「……っ、」
耳元に降ってくる声に動揺が隠せない。
……っ、むり。
声、近い。
というか、顔近い。
絶対、顔あげれない。
「なぎのもみる?」
いや全然大丈夫。
ほら、頭に入ってきてないよ、見せられても。
可愛い可愛い。
すごい、私普段の100倍くらい可愛く見えるよ、うん。
上手だよ、写真撮るの。
だから、離れろ。
「もえは撮らなくていいの?」
確かに?と少し悩んで内カメを掲げ始める。
「撮るよ」
「……ん」
少し考えた後、私にスマホを渡して少し距離を取る。
カメラを通してみたって。
……っ、やっぱいつもと違う。
違和感……だし、
でも……うん、面がいい。
適当にシャッターを数回切ったとて、どれも絵になる。
そうやって感心しながら顔を上げると、もえが私の横に来て、スマホを覗き込んだ。
……ちっ、か。
肩が触れて、私はローファーを履いたままなのに身長差で顔が見えない。
私が手に持ったスマホを隣から手を伸ばして操作している。
「ん、いい感じ、ありがとう」
「……っ、」
耳元に降ってくる声に動揺が隠せない。
……っ、むり。
声、近い。
というか、顔近い。
絶対、顔あげれない。
「なぎのもみる?」
いや全然大丈夫。
ほら、頭に入ってきてないよ、見せられても。
可愛い可愛い。
すごい、私普段の100倍くらい可愛く見えるよ、うん。
上手だよ、写真撮るの。
だから、離れろ。

