「ていうか、俺がしたいって言ったしね」
ドライヤーの風で会話がままならない。
最後もなんて言ったかわからなかったし、何かは答えてくれたんだけど。
「できたよ」
「ありがとう」
「髪サラサラ」
「……うん」
もえが上手だからだと思う。
しばらくして、ドライヤーを終えたもえは、落ちてしまった髪を拾ってドライヤーと一緒に洗面所の方へ向かった。
片付けも丁寧だ。
今日家に来て、何もしていない。
厳密にいうと、自分の荷物の片付けとかはしたけど、それ以外は。
家事とか、何も触ってない。
晩御飯はハンバーグだった。
もえの手作り。
イケメンで家事までできる。
通う学校が一緒なことを考えると、頭もいい。
運動神経は……まあモノは考えようだけど。
才色兼備って、こういうこと言うんだろうな。
天は二物を与えずとかいうけど、二物三物くらいなら与えるんだ。
私は一度立ち上がって、牛乳少なめのカフェオレみたいな色のソファに座り直すと、スマホを見た。
パパからは一通のメール。
他は特に、アプリやニュースとか、そういう通知のみ。
『もえぎくんのこと、黙ってて悪かった。
どんな反応するかわからなくて、万が一のことを考えて黙っていたんだ。
仲良くな。
何かあったらすぐ帰ってきなさい』
ドライヤーの風で会話がままならない。
最後もなんて言ったかわからなかったし、何かは答えてくれたんだけど。
「できたよ」
「ありがとう」
「髪サラサラ」
「……うん」
もえが上手だからだと思う。
しばらくして、ドライヤーを終えたもえは、落ちてしまった髪を拾ってドライヤーと一緒に洗面所の方へ向かった。
片付けも丁寧だ。
今日家に来て、何もしていない。
厳密にいうと、自分の荷物の片付けとかはしたけど、それ以外は。
家事とか、何も触ってない。
晩御飯はハンバーグだった。
もえの手作り。
イケメンで家事までできる。
通う学校が一緒なことを考えると、頭もいい。
運動神経は……まあモノは考えようだけど。
才色兼備って、こういうこと言うんだろうな。
天は二物を与えずとかいうけど、二物三物くらいなら与えるんだ。
私は一度立ち上がって、牛乳少なめのカフェオレみたいな色のソファに座り直すと、スマホを見た。
パパからは一通のメール。
他は特に、アプリやニュースとか、そういう通知のみ。
『もえぎくんのこと、黙ってて悪かった。
どんな反応するかわからなくて、万が一のことを考えて黙っていたんだ。
仲良くな。
何かあったらすぐ帰ってきなさい』

