冬の光にヴェールは要らない

目を瞑りながら、そんなことを考えているうちに私はいつの間にか眠ってしまっていた。

朝起きると、壮矢からDMが入っていた。

「昨日はありがとう。俺も嬉しかったし、拓人も喜んでた」

私はそのメッセージに何と返せば良いか悩んでいるうちに時間は経って、既読無視のまま終わってしまった。

それでもこれ以上私に踏み込むことを許したくなかったのなら、既読無視で良かったのかもしれない。

そう自分に言い聞かせた。