気まぐれ王子と召使い


真堂達をカス共とか、気持ち悪いとか図に乗りすぎとか、いくらなんでも何様なんだと思ってしまう。


「ちょっとやめてよ……言い方考えて言ってよ、私だって傷付くんだから」


眉を顰めて世那を見ると、世那は私の態度に苛立ちを隠せないのかストレスそうに机の上をコンコンと指で叩いている。


「意味わかんねーこと言ってるお前がわりぃだろ。そもそも真堂とかあの女男とかと関わるのがセンスねぇんだよ」


「センス無いって……さっきからなに?確かに友達は少ないけど、私の交友関係にまで口出してくるのはおかしいんじゃない?」


「お前こそ頭おかしいんじゃねぇの?誰に口答えしてんのか分かってんのか?」



世那はなじるような目で私を見た。
全身の血が沸騰していくような不思議な感覚になる。


これのどこが私を大事にしてるって言うんだ?

確かに、世那は私を特別扱いしてくれてる。
それは認めよう。

でもそれは幼馴染でずっと一緒だったからであって、それ以上でもそれ以下でもない。