「なーんか心配だなー。俺が死んだらお前生きていけねーじゃんー」
「いや、生きていけるって!逆!逆はどうなんだ!」
ビシッと世那を指差して意気込む。
むしろ世那の方こそ私が居なかったら困るんじゃないか?
毎日のお弁当だってそうだ。
他にも、世那の部屋には私が丹精込めてDIYをした棚やらなんやらがある。
恩着せがましく居たくはないが、ちょっとぐらい恩を感じていて貰いたいものだ。
世那は私の指摘に目を丸くして、少し考え込むように額に手を当てた。
「考えた事ねーから分かんない」
「あ、逃げた!世那君正直になりなよ、絶対私が居なかったら悲しむんだからさ」
「別に居なくなんないだろ?なら考える必要ないじゃん」
目を伏せて退屈そうに指遊びをする世那の心境はよく分からない。
てか、それを言われたらそもそも今までの話も無かった事になると思うんだけど…
私は全く納得いってないけど、世那はもうその話題に飽きたのか「つかさー」と話題を逸らすように言葉を発した。


