「ばーかばーか、お前なんて俺が居なかったらなにも出来ないくせにー……」
「はいはい……ほら、料理冷めちゃうよ?」
「自分だけ大人ぶってんじゃあねえよ、ばかげぼく…」
「大人ぶってなんかないよ、私達はまだ17歳だし…」
「あと一年で結婚もできる年になんのに、子供のままでいーのかよ……」
世那の発言に流石に顔が引き攣る。
だって、いきなりなんの話をしてるんだ。
「け、結婚出来る年にはなるけど結婚する予定はないじゃん…」
「ねーけどしたくなったらどーすんだよー」
なんだか、世那がなにが言いたいのかよく分からなくなってしまった。
完全に酔っ払ってるのか、世那は舌っ足らずな口調でずっとなにかを話している。
「するつもりもなにもないけど、もしかしたらしたくなるかもしんないだろ……?」
「え、でも相手はまだ居ないんじゃないの?」
「お前ほんとにおわってるわ……」
「えぇ……」
「考えなしのばか女、お前なんか結婚出来るわけない」
ここまで言われる筋合いは全くないけど、世那が結婚の事について考えてることがそもそも意外かもしれない。



