「はーん?あの女男、西宮と付き合ってんの?」
「そういう噂が流れてるぜ。確かに、霧島ってあんま人に興味無さそうな雰囲気出てるなーって思ってたんだけど、先生と付き合ってるなら納得だよな」
「ちょちょ、噂のソースはどこなの…?勘違いだったらどっちの名誉も毀損してそうだけど…」
「おいおい、興醒めなこと言うなよな。派手頭、そんな面白そうな話題があるならなんで先に言わないんだよ?」
「いや、どう考えても世那と桜木先輩の方がビッグニュースだったからタイミングが……」
それはそうだ。
にしても、琥珀君が先生と付き合うなんて考えられないなぁ。
彼とは中学で同じクラスだったけど、そもそも恋愛にあんまり興味が無いものだとばかり思ってたから。
物静かに窓から校庭をぼーっと見つめていた姿を思い出す。
(世那も琥珀君と同じクラスだったことあったのになぁ)
知り合いの噂を面白がるって乗り気になれないよ。


