「世那君?お昼寝するの?」
「そー。須藤サンがいるから」
「ちょ、世那さん……」
薄く目を開くと、世那は須藤さんにべーっと軽く舌を出した。
須藤さん、不快な思いをしてるんじゃないだろうか……と思い、恐る恐る須藤さんの顔を見てみると、何故だかポッと顔を少しだけ紅くさせていた。
ポッ?なんで??
須藤さんの反応に頭が疑問符でいっぱいになっていると、隣から既に寝息が聞こえてきた。
「世那もう寝ちゃったのかー、色々とごめんな、須藤…」
「え?いや、全然!むしろ私こそごめんね、世那君が仲良くない人と食べるの嫌いだって気付かなくて…」
「須藤は悪くないって、俺が世那に聞かなかったのが全部悪いから……」
それは本当にそうだと思う。
甲斐君って良い人だけど結構考え無しで行動する事が多いんだよなー。
旧校舎探検の時そのせいで真堂に詰められてた事を忘れたんだろうか。


