世那と一緒に過ごした週明けの月曜日。
学校に登校している世那を見つけたので軽く手を上げた。
「おはよーう、世那さん」
「おー……」
眠そうに目を擦りながら手を上げる世那に笑みを返す。
個人的にはお泊まりを経てからは更に絆が深まったなぁと思っているんだけど、世那はどう思ってるのかな。
気になって横を歩く世那の顔をチラチラと見ているが、当の本人は眠いのかうつらうつらとしている。
そんな姿がどこか子供みたいで微笑ましく思っていると、前から聞き馴染みのある声が聞こえた。
「あ、涼井世那と山吹じゃん」
そう言ってジトっとした目で私達を交互に見てくるのは水瀬ちゃんだ。
「誰お前」
「は?アンタに教える訳ないじゃん」
「この子は水瀬澄佳ちゃんって言って甲斐君のクラスメイトの子なんだ」
「へー」
「ちょっと!勝手に言ってんじゃないわよ!あとその興味無さそうな返事しないでくれる!?」
心底どうでも良さそうに返事する世那と、それにプンスカと怒る水瀬ちゃん。
珍しい組み合わせだけど、水瀬ちゃんと世那は相性悪そうなんだよなぁ。


