「ローレンスよ……。今日はセレスタイト公爵家からこんな書類が届いた」
国王から差し出された書類を見て、オレは首をかしげた。これはオレの王族維持費の二十年分にあたる金額が書かれていたからだ。
「これは……?」
「意味がわからないか? お前は聡いからこれくらいのことはわかっていてあの暴挙にでたのだと思っていたのだが、どうも私の思い違いだったようだ」
そう呆れた声で告げられて、グッと唇を噛む。
「これはセレスタイト公爵家からの『婚約破棄に関する慰謝料請求書』だ。あわせて、婚約期間に支払われていた維持費の返納も求められている」
「はぁ!?」
オレは書類をテーブルに叩きつけた。
「おかしい! 法外な値段です! それにルピナと婚約破棄したのは、オレが悪いからではない! 彼女が悪女として有名だったからだ! 王室の威厳を保つため」
「しかし、あのような破棄の仕方をする必要があったか?」
国王に図星を指されるが認めるわけにはいかない。認めたらこの慰謝料を払わなければならないからだ。
国王から差し出された書類を見て、オレは首をかしげた。これはオレの王族維持費の二十年分にあたる金額が書かれていたからだ。
「これは……?」
「意味がわからないか? お前は聡いからこれくらいのことはわかっていてあの暴挙にでたのだと思っていたのだが、どうも私の思い違いだったようだ」
そう呆れた声で告げられて、グッと唇を噛む。
「これはセレスタイト公爵家からの『婚約破棄に関する慰謝料請求書』だ。あわせて、婚約期間に支払われていた維持費の返納も求められている」
「はぁ!?」
オレは書類をテーブルに叩きつけた。
「おかしい! 法外な値段です! それにルピナと婚約破棄したのは、オレが悪いからではない! 彼女が悪女として有名だったからだ! 王室の威厳を保つため」
「しかし、あのような破棄の仕方をする必要があったか?」
国王に図星を指されるが認めるわけにはいかない。認めたらこの慰謝料を払わなければならないからだ。



