冷たいはずの王子様は少女にある勝負を仕掛け、甘い溺愛を注ぐ。

「広葉、ずっと俺の隣にいて。それで、俺に弱さを見せて。俺も広葉になら弱さを見せられるから」


それはあまりに素敵な告白の言葉。

だから私は小さく頷いた。

窓の外が気付けば暗くなっている。

もう夜になる。

でも……






「まだ、一緒にいて。蒼河様」






もう夜すら怖くない。


貴方と一緒なら。


だからこれからもずっと隣にいてお互いを守り合いませんか?




fin.