蒼河様が私の胸のうちを見透かすように私をじっと見つめるなら、私だって蒼河様から目を離さない。
逸らしてやらない。
ただでさえ相手に気を許せないこの人の本心を……
気を許さないくせに相手を守ることが当たり前だと思っているこの人の本心を、私だけは見逃したくない。
蒼河様が私を守ろうとするように、私だって蒼河様のことをよく知って、蒼河様を守りたい。
「蒼河様が私をドロドロに甘やかすなら、私も蒼河様をドロドロに甘やかします。自分だけが与える側だと、守る側だと思わないで下さい。主人を守ることもメイドの仕事です」
蒼河様の両腕に囲われて、私はその場から逃げることは出来ない。
それでも逃げようとも思わなかった。
逸らしてやらない。
ただでさえ相手に気を許せないこの人の本心を……
気を許さないくせに相手を守ることが当たり前だと思っているこの人の本心を、私だけは見逃したくない。
蒼河様が私を守ろうとするように、私だって蒼河様のことをよく知って、蒼河様を守りたい。
「蒼河様が私をドロドロに甘やかすなら、私も蒼河様をドロドロに甘やかします。自分だけが与える側だと、守る側だと思わないで下さい。主人を守ることもメイドの仕事です」
蒼河様の両腕に囲われて、私はその場から逃げることは出来ない。
それでも逃げようとも思わなかった。



