何もかも失ったわたしに待ち受けていたのはイケメン達との極甘な同居生活でした


「聞けば寝取ったのはよりにもよって寺坂の娘らしいじゃないか。どうしてお前はいつも寺坂の娘に勝てぬのだ。情けない」

頭がグラグラしてお父様の言葉が全然頭に入ってこない。

「昨日、先方から正式にお前との婚約を破棄するしらせがあった。今度は寺坂の娘と婚約するんだろうな。お前はまた、負けたんだ。いいか、今度はお前に似合いな低能な男を見繕ってやるからとっとと戻って___」

「すずっ!!」

わたしの意識はお父様の言葉を拒絶するかのように深い闇が飲み込んだ。