恋愛(キケン・ダーク・不良)
天野川月香/著

- 作品番号
- 1754308
- 最終更新
- 2025/07/24
- 総文字数
- 9,619
- ページ数
- 25ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 328
- いいね数
- 2
「久しぶり、蒼」
その声は、教室の騒めきを全て消して、静かに響いた。
「蒼の隣、空いてるから、ここに座るね。」
何も気にせず、ただまっすぐに俺のことを見つめてくる。
突然の再会に、胸が高鳴った。けれど、口から溢れたのは、そっけない返事だった。
「あ、そう。勝手にすれば。俺には関係ない。」
その言葉に、君は少しだけ、驚いた顔をしたけれど、すぐに柔らかな笑みを浮かべた。
・・・・俺は、強くなきゃいけない。
心に何かを抱え、不良のふりをしている
黒崎 蒼 (くろざき あお)
あの頃から何も変わらずにまっすぐ生きている
波野 青月 (なみの せづき)
ねぇ、どうしたらあの頃みたいになってくれる?
どうしたら、私があなたの傷を癒してあげられる?
あなたに歩み寄っていたら、わかるかな?
start 6/21
その声は、教室の騒めきを全て消して、静かに響いた。
「蒼の隣、空いてるから、ここに座るね。」
何も気にせず、ただまっすぐに俺のことを見つめてくる。
突然の再会に、胸が高鳴った。けれど、口から溢れたのは、そっけない返事だった。
「あ、そう。勝手にすれば。俺には関係ない。」
その言葉に、君は少しだけ、驚いた顔をしたけれど、すぐに柔らかな笑みを浮かべた。
・・・・俺は、強くなきゃいけない。
心に何かを抱え、不良のふりをしている
黒崎 蒼 (くろざき あお)
あの頃から何も変わらずにまっすぐ生きている
波野 青月 (なみの せづき)
ねぇ、どうしたらあの頃みたいになってくれる?
どうしたら、私があなたの傷を癒してあげられる?
あなたに歩み寄っていたら、わかるかな?
start 6/21
- あらすじ
- 青月と蒼は、中学一年生の頃、青月の引っ越しにより、疎遠になってしまったが、中学二年生の初夏に青月が蒼のクラスに転入してくる。
蒼は、不良になっていた_____
それでも変わらず優しく接し、二人きりで話すうち、青月は蒼が抱える心の傷に気づく。
忘れられない再会と、隠された傷とは?
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