ピンク色のランドセルを揺らしながら珠夏に駆け寄る、パッチリおめめの女の子。
彼女は真中 七海ちゃん。3つ下の小学4年生で、珠夏の幼なじみ兼クラスメイト。
その後ろにいるのが……。
「おはよう美月」
「ん。おはよう」
はしゃぐ妹たちの横で静かに挨拶し合った。
爽やかな笑顔を浮かべる学ラン姿のこの彼は、真中 明吾。
私、四居 美月の幼なじみで、同じ中学に通う同級生でもある。
小学生組の2人と別れて、学校へ足を運ぶ。
「占い見たよ。1位おめでとう」
「それはどうも、ありがとうございます。そっちは……残念でしたね」
「ははは……。まぁ、な」
同情すると、弱々しい笑い声が返ってきた。
私たちは蟹座姉妹で、明吾たちは獅子座兄妹。
七海ちゃんはトイレに行っていたから目にせず済んだみたいだけど……明吾はハッキリと、12位の文字を見てしまったらしい。
彼女は真中 七海ちゃん。3つ下の小学4年生で、珠夏の幼なじみ兼クラスメイト。
その後ろにいるのが……。
「おはよう美月」
「ん。おはよう」
はしゃぐ妹たちの横で静かに挨拶し合った。
爽やかな笑顔を浮かべる学ラン姿のこの彼は、真中 明吾。
私、四居 美月の幼なじみで、同じ中学に通う同級生でもある。
小学生組の2人と別れて、学校へ足を運ぶ。
「占い見たよ。1位おめでとう」
「それはどうも、ありがとうございます。そっちは……残念でしたね」
「ははは……。まぁ、な」
同情すると、弱々しい笑い声が返ってきた。
私たちは蟹座姉妹で、明吾たちは獅子座兄妹。
七海ちゃんはトイレに行っていたから目にせず済んだみたいだけど……明吾はハッキリと、12位の文字を見てしまったらしい。



