「お姉ちゃんは何位だと思う?」
「4位以上。最近ずっと中途半端だったし、そろそろ上位来ると思うんだよね」
桜が開花し始めた3月。妹の珠夏と2人でテレビの前を陣取り、画面が切り替わるのを今か今かと待つ。
『本日のラキボシ占い☆ 1位は、蟹座のあなた!』
自身の星座が表示され、「やったぁ!」と珠夏とハイタッチで喜びを分かち合った。
家事や仕事、勉強にはうってつけの1日。
タスクに優先順位をつけるとスムーズに進みやすい。
追い風アクションは、丁寧な言葉遣いをする、ね。
ふむふむと頷いて記憶したところで、私は紺色のリュック、珠夏はオレンジ色のランドセルを背負う。
「じゃ、いってきます」
「お母様、行ってまいりますわ!」
「はい、いってらっしゃい」
早速追い風アクションを実践する珠夏と一緒にリビングを後にし、玄関へ。
スニーカーを履いてドアを開けると、ちょうど向かい側の家から人が出てきた。
「あっ、珠夏ちゃん! おはよう〜」
「七海ちゃん! おはよう!」
「4位以上。最近ずっと中途半端だったし、そろそろ上位来ると思うんだよね」
桜が開花し始めた3月。妹の珠夏と2人でテレビの前を陣取り、画面が切り替わるのを今か今かと待つ。
『本日のラキボシ占い☆ 1位は、蟹座のあなた!』
自身の星座が表示され、「やったぁ!」と珠夏とハイタッチで喜びを分かち合った。
家事や仕事、勉強にはうってつけの1日。
タスクに優先順位をつけるとスムーズに進みやすい。
追い風アクションは、丁寧な言葉遣いをする、ね。
ふむふむと頷いて記憶したところで、私は紺色のリュック、珠夏はオレンジ色のランドセルを背負う。
「じゃ、いってきます」
「お母様、行ってまいりますわ!」
「はい、いってらっしゃい」
早速追い風アクションを実践する珠夏と一緒にリビングを後にし、玄関へ。
スニーカーを履いてドアを開けると、ちょうど向かい側の家から人が出てきた。
「あっ、珠夏ちゃん! おはよう〜」
「七海ちゃん! おはよう!」



