始まりは偽彼氏、でも本気の恋




私だって高校2年生。



”華のセブンティーン”と呼ばれる年齢なんだから、彼氏くらいいたっておかしくない。



「ほんとに直近なんだけど、先週告白されて...!本当は改めて時間をとって2人には紹介したいと思ってたから、すぐには言えなくて」



急遽だったけど、それっぽい理由は並べられたのではないだろうか。



「そうだったのか!?全然知らなかったけど、よかったな!」



こういう時に素直な忍くんは本当にありがたい存在だ。



.....少し心が痛むけれど。



「じゃあ夏祭りまでにちゃんと紹介してね。あたしが愛莉にふさわしい彼氏かどうか見極めるから」



「....わかった!また会う日を決めよ」



ここまで来たら退くことなんてできないから、どんな道であろうと前に進むしかない。