「絶対に去年と同じ結果になる未来しか見えない....」
と呟き、萌花は今から頭を抱えていた。
去年、宿題が終わらなくて慌てていた忍くんを一番助けたのは萌花だったから。
「それでさ、30日にある花火大会行かないか?」
「.......え」
素っ頓狂な声をあげたのは萌花の方だった。
「その日知り合いが屋台を出すらしくて、来いって言われてさ。せっかくなら仲いい奴と行きたいじゃん」
「あ、あたしは良いけど....」
そう言って萌花は私の方へ視線をよこす。
30日の花火大会はこの近辺だと1番大きなイベントで、男女にとっては青春のイベント。
それに、この花火大会にはあるジンクスがあり絶好の告白チャンスイベントでも知られている。
気になる人いるなら見逃すことができない大切なイベントだ。



