始まりは偽彼氏、でも本気の恋




「あぁそっか!分かった。さすが愛莉。分かりやすい説明だ」



脳内で1本の線が繋がったのか、今まで止まっていたペンが嘘のようにスラスラと動く。



「これで合ってる?」



「うん、正解。やっぱり基礎が身についてる証だ」



「やった!愛莉の説明は分かりやすいから助かるよ」



「どういたしまして。残りも解いてみて分からなかったら教えてね」



この調子なら期末テストの英語は絶対に大丈夫。



もしかしたらすごい高得点すら出してしまうかもしれないね。



「分かった。頑張るぞ!」



勉強は毎日の知識の積み重ねがあって、解ける楽しみを知ることが1番嬉しいことだと思うから。



今までできなかったことができるのは、勉強に限らずどんなことでも嬉しいよね。



それに忍くんはスポーツマンだからこそ、最初はできないと思って決して諦めたりしない。