たぶん萌花とは遊ぶと思うけど、塾はあるし宿題もあるからなぁ。
どうせ両親は帰ってくることはないし、大我の誕生日は盛大にお祝いしたい。
「そっか、大我くんは夏生まれだったな。元気にしてる?」
「うん。元気にしてるよ。夏生まれだからこれからテンションが上がってくると思う」
「それならよかった。元気で過ごせているなら俺も安心だ」
成瀬くんは大我とも知り合い。
私が倒れた時に沈んでいた大我のことを励ましてくれたのが成瀬くんだった。
それ以来、大我は成瀬くんにかなり懐いていて憧れているみたい。
「大我は成瀬くんに憧れてるからね」
「それは恥ずかしいけど、嬉しいな。あんな立派な大我くんの憧れだなんて」
「あの時に成瀬くんがいなきゃ大我は沈んだままだったから。本当に感謝してるんだよ」



