【完】始まりは偽彼氏、でも本気の恋




そんなことを思いながら教室に行くと、変わらないクラスメイトの姿があった。



この温かな空気感が好きだ。



自慢するわけじゃないけど、私のクラスは全体的に仲が良くて色んな人と話せる雰囲気がある。



数人のクラスメイトに挨拶をしながら、自分の席に座る。



一瞬どこが自分の席だっけと忘れかけたけど、何とか思い出すことができて良かった。



見た感じだとまだ萌花は来ていないみたい。



まだ早めの時間だから、ギリギリに来そうな気がする。



萌花はギリギリを責めるのが好きらしくて、教室にもいつも5分前とか1分前とか遅刻になりそうな時間に来る。



少しでも電車が遅れたら遅刻してしまうし、もっと早めに来た方が安心できるんじゃないかと思うんだけどね。



でも萌花は少しでも多く寝ていたいらしいから、このスタイルを続けるらしい。