「....やったぁ!」
喜びの声をあげた光輝くんに抱きしめられて、彼の優しい温もりに包まれていた。
私がずっと求めていたのはこの温もりだったんだ。
嘘偽りの関係じゃなくて、本当の彼氏彼女の関係になりたかった。
堂々と成瀬光輝の彼女として隣にいたかった。
「俺今めっちゃ幸せ...」
その声が本当に嬉しそうだから、私も嬉しくなる。
「....私も。光輝くんが大好き」
大胆なことを言ってる自覚はあるけど、彼の前だとストレートに言葉が出てきた。
彼があれだけ想いを素直に告げてくれたから私もちゃんと伝えたかった。
成瀬光輝くんのことが大好きだよって。
「....いきなり素直になるのはずるいと思いますが。かわいすぎるでしょ」
顔が赤くなった光輝くんにジト目を向けられたけど気にしない。
「だって事実だもん」



