【完】始まりは偽彼氏、でも本気の恋




それからいくつかの屋台をまわって、自分達が食べたいものを買ってきた。



だけどお互いにそこまでお腹は空いていなかったので、買ったのはあまり多くなかったんだけどね。



「ここなら花火も見やすいと思うし座ろうか」



良いスポットがないかと探していた時にちょうど空いていたベンチを見つけた。



そのベンチに光輝くんと並んで座る。



「この時間で結構混んできたね」



「さすがにもう花火始まる30分前だからかな。これからもっと混んでくるんじゃない?」



「そうだよね....」



案外、屋台で食べ物を買っている間に結構な時間が経ってしまっていたみたい。



人混みがすごくて思うように進めなかったのと、光輝くんがゆっくりのスペースに合わせてくれたからだきっと。



....花火が始まってしまったら一瞬で終わりを迎えてしまいそうで怖い。